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【業界動向】構造設計1級建築士制度創設を踏まえ新資格制度検討

 日本建築構造技術者協会(JSCA)は、改正建築士法で2008年11月に施行される構造設計1級建築士制度をにらみ、現行のJSCA建築構造士制度に代わる新たな資格制度の整備を検討している。6月の総会で中間報告し、11月の理事会で最終決定する計画だ。
 
 資格制度の見直しは、07年度に設置した「将来像策定ワーキング(WG)」で会員制度や会員サービス、協会運営とともに検討。08年度は同WGの検討内容を具体化するため、JSCA幹部で構成する会長会議と同WGのメンバーを中心に検討チームを組織している。
 
 JSCAの自主認定資格である現行の建築構造士は1級建築士の「上乗せ資格」。構造設計1級建築士も1級建築士を前提条件としている。このためWGでは、構造設計1級建築士と現行の建築構造士をほぼ同等の資格と判断。建築構造士を将来的に廃止し、構造設計1級建築士の上乗せ資格として新たに新建築構造士(仮称)を創設することを提案した。詳細は今後詰めていく。
 
 さらにWGでは、JSCAが建築構造に携わる技術者に幅広く門戸を開き、会員の拡大と活動の活発化を目指すには、1級建築士が前提となる新建築構造士以外の資格創設も必要だと訴えている。JSCA認定構造技術者(仮称)として、構造設計1級建築士などの資格を持っていないものの、関連業務の実務に携わる人を対象に、各分野の技術を評価して認定することを想定。
 
 検討チームでは、新制度の具体的な在り方を検討。6月の総会で中間報告するなどして会員からの意見を聞くとともに、構造設計1級建築士制度の動向に対応して必要な修正を加え、11月に理事会で決議する計画だ。

<建通新聞社・東京編集局>