日本コンストラクション・マネジメント協会(近江隆会長)は、第4回「認定コンストラクション・マネジャー資格試験」の受験申し込みを5月1日〜6月10日まで受け付ける。試験は8月3日に仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の5都市で実施。これまで、年度末に行っていた試験を夏に前倒しすることで受験者数の増加を図る。
この試験は、日本でのCM職能の適切な発展・普及などを目的とした自主認定制度。CM業務のプロフェッショナルとしての知識、能力を持つ「CCMJ」と、これを補佐する「ACCMJ」の2資格で構成する。
CCMJの受験資格は、一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、一級電気工事施工管理技士、一級管工事施工管理技士、技術士(建設部門ほか)、建築設備士のいずれかの国家資格最終学歴に応じた6〜15年以上の実務経験年数ACCMJ合格後8年以上の実務経験−のいずれかを持つ者。ACCMJの受験資格は特にない。
試験は択一式の知識試験と、事例解決・経験論文などの能力試験(CCMJのみ)を実施する。
資格登録(CCMJ合格者のみ)には、合格証交付後2年以内に手続きを行って認定証の交付を受けることが必要(登録時点で会員であることなどが要件)。CCMJには5年間の更新制で、期間内に所定の継続教育(CPD)の受講などが義務付けられる。
受験料はCCMJが4万7250円(会員3万1500円)、ACCMJが3万6750円(会員2万1000円)。
詳細はホームページに掲載。
<建通新聞社・東京編集局>
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