建築環境・省エネルギー機構(IBEC)は、第8回「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)建築評価員講習」を5月に全国3カ所で4回実施する。
これまでは、一級建築士を対象としたCASBEE建築評価員資格の取得研修に位置付けていたが、今回から受講資格は設けず、受講者を幅広く受け入れることにした。地球温暖化防止の取り組みが進み、建築物のサスティナブル(持続可能)度合いを総合的に評価するCASBEEの評価ツールが注目を集めるようになったことを踏まえた措置。
講習会は、CASBEEの「新築」「既存」「改修」「新築(簡易版)」の各ツールを解説。CASBEE建築評価員として登録するには、講習を修了した上で、6月24日に全国3カ所で実施する試験(受験資格は一級建築士)に合格し、IBECに登録申請することが必要。
IBECでは、戸建て住宅を対象とした「CASBEE戸建評価員」の養成講習も5月13日〜6月18日に全国11カ所で12回開く。
詳細はいずれもホームページに掲載。
CASBEE建築評価員講習の日程は次の通り(開催日定員)。
▽東京1会場(新宿区・日本青年館)5月20日120人▽大阪会場(大阪市福島区・新梅田研修センター)5月23日120人▽福岡会場(福岡市博多区・福岡国際会議場)5月27日100人▽東京2会場(新宿区・日本青年館)5月30日120人
<建通新聞社・東京編集局>
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