日本建築学会(斎藤公男会長)は、2007年日本建築学会賞の候補業績を9月14日(必着)まで募集する。東京大学の神田順教授を委員長とする選考委員会が作品・技術・業績・論文の各部門について、受賞作品・受賞者を選び、2008年5月の総会で表彰する。
各賞の概要は次の通り。
▽作品賞―対象は主として国内に完成した建築(庭園・インテリア、その他を含む)の設計で、社会的、文化的見地から極めて高い水準だと認められ、技術・芸術の総合的発展に寄与する優れた作品。表彰件数は3件を基準とする
▽技術賞−近年中に完成した建築技術で、技術の発展に寄与し、優れた成果に結実した技術が対象。継続的な活動によって構築された技術が対象となる場合は業績部門とする。表彰件数は3件を基準とする
▽業績賞−対象は学術・技術・芸術などの進歩に寄与する論文・作品・技術部門以外の優れた業績で、近年中に完成したもの、継続的な活動によってその成果が認められたものが対象。表彰件数は4件を基準とする
▽論文賞−対象は近年中に完成し発表された研究論文で、学術の進歩に寄与する優れた論文と認められるもの。分野を集大成した論文、独創的な単独の論文、あるいは新しい分野、境界領域の論文まで幅広く選考。表彰件数は10件を基準とする
問い合わせは、事務局 電話03(3456)2051まで。
<建通新聞社・東京編集局>
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