日本建築積算協会（藤上輝之会長会長）は、2007年度建築積算資格者試験の実施要領をまとめた。受験申込書の頒布を６月21日から開始し、受験申し込みを８月１日から９月３日（消印有効）まで受け付ける。試験は全国９都市で、10月28日に１次試験、08年１月27日に２次試験を実施。同年３月３日に合格発表を予定している。
　
　同資格制度は、建築積算に携わる技術者を対象に、毎年専門の技術や知識を問う試験を実施し、合格者を数量積算の専門家として同協会が認定する制度。累計登録者数は３万6800人余りとなっている。

　受験資格は07年10月１日現在で満20歳以上であること。建築士や建築施工管理技士、同会が運営する積算学校の卒業生は１次試験が免除となる。

　受験要領は次の通り。
　▽受験申込書―６月21日から９月３日まで協会本部・各支部で１部1050円で頒布
　▽受験申込受付―８月１日から９月３日まで協会本部（東京都港区芝３ノ16ノ12サンライズ三田ビル７階）に郵送申し込み
　▽受験手数料―２万6250円
　▽試験日程―１次試験（学科）・10月28、２次試験（実技）・08年１月27日
　▽試験地―札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・鹿児島・那覇の９都市
　▽問い合わせ―日本建築積算協会　電話０３（３４５３）９５９１まで

＜建通新聞社・東京編集局＞