静岡市は、仮称・蒲原地区市民センター建設計画で、設計者を「指名型プロポーザル方式」で選定するため、数社を指名し８社が参加することとなった。

　参加者は、池田建築設計事務所、針谷建築事務所、エー・アンド・エー総合設計、高橋茂弥建築設計事務所、金丸建築設計事務所、田中忠雄建築設計事務所、高木滋生建築設計事務所、七和設計。
　
　仮称・蒲原地区市民センターは、旧蒲原町の合併による建設計画に基づいて中央公民館と福祉センターの複合施設である蒲原文化センターの建て替えを行うもの。施設内容は、生涯学習の公民館・多目的ホール、児童室も含めた子育て支援センター、防災機能として災害対策室、備蓄倉庫、支所機能などを計画している。規模は、既存の延べ床面積約3200程度としている。所在地は、清水区蒲原新田1-21-1。

　今後は６月中旬にヒアリングなどを行い、下旬に決定する予定。プロポーザルの審査会では、チームの実績、取組体制、考え方、課題に対するヒアリング及び技術提案の評価など実施して設計者を選定する。審査会の委員は、寒竹伸一氏、土屋和男氏、萩原邦子氏、鈴木博喜氏、内田正春氏。
　
＜建通新聞・静岡　2007年５月25日付＞