建てたい人と建てる会社の『建築ナビ』

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2006年度静岡県住まいの文化賞
(写真提供=静岡県住宅振興協議会

2006年の受賞作品
2006年度トップページへ
最優秀賞
和みの家〜銭座の家〜
優秀賞
「石坂の家」<子供達が喜ぶティラミスの家>
長泉の家  富士山のヒノキで建てた素朴な住まい
ダイニングテーブルから始まる住宅〜居心地のよい住まいへの探求〜
馬渕の家
遠江の家(古民家風)
K−HOUSE
2005年の受賞作品
2004年の受賞作品
2003年の受賞作品
2002年の受賞作品
2001年の受賞作品
2000年の受賞作品
1999年の受賞作品

最優秀賞(静岡県知事賞)
和みの家〜銭座の家〜 (静岡市葵区)
設計者 建築工房フォルム 野沢義次(静岡市葵区)
施工者 (株)山崎工務店(静岡市葵区)
規模 木造2階建 延べ192.67
特徴  そこに居て、これほどまでにタイトル通り和みを味わうことのできる家は少ないものと思われる。そこにかもし出される落ち着きは、決して沈滞を意味するものではなく、穏やかな浮き立つ思いを伴っている。おそらくそれは住まい手の家族としての暮らしが反映した気分なのだろうが、同時にそれを演出しているこの住まいの様々なエレメントのおかげでもあるに違いない。アプローチの植栽に始まり、家庭菜園やDIYを楽しめる、薪小屋のある庭、そこに面したテラスとデッキ、座敷脇の小さな日本庭園などが、全体として、住宅地とはいえ繁華街に近い位置にありながら、昔の農家で味わうことのできたような自然との繋がりをこの一角に実現している。この豊かさは自然素材を使った屋内にも引き継がれ、1階のリビングから図書室へ、そしてデッやキテラスへ、2階の階段室と吹き抜けをめぐって個室と共用室へとスムーズに導きながら、その動線の先に落ち着きを求められる空間を巧みに配置し、同時に全体として開放感をもたらしているきわめて合理的な空間構成には、落ち着きとともに活動を促し、人を呼び寄せるエネルギーがたたえられている。住まい手の暮らしを十分に理解した建築家の確かな表現力がこの家にはにじみ出ている。住まい手と設計者・施工者の三者の見事なコラボレーションである。

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