ルネス工法は、従来天井にあった梁を床下に設置する逆梁工法を、
さらに発展させることよって、高さ約60cmの床下空間を生み出し、
収納スペース確保などが容易になる工法です。
これによって、居住スペースや収納スペースの問題、
上下間の騒音問題、メンテナンス・改修システムの問題などが
一挙に解決します。
◎床下空間の可能性拡大
ルネス工法では、床下のスペースを有効利用出来るため、
収納力が大幅にアップしました。
例えば床面積75の住戸なら、各室に設けられた
床下収納スペースをすべて合わせると、
押入れ10〜13個分になり、室内空間容積が25%アップする
計算になります。
また、この空間により上下階間の床騒音も大幅に
解消されます。
他にもこれまで1階住戸だけに可能とされていた
「堀ごたつ」が全戸可能となったり、
バルコニーに土を盛って坪庭を作るなど、
居住者のライフスタイルに合わせた自由設計で
可能性がまだまだ広がります。
◎リフォームも簡単
マンションは通常、建物が傷まなくても設備の寿命が10年から
15年と言われているため、古くなった設備を修理交換する
ためには、多大なコストと時間がかかりました。
ルネス工法は、配管・配線を床下に配置することが出来るため、
人が入って修理交換するのが簡単になりました。
また床下に空調装置を設置することで、
ダニ・カビ対策となったり、可変間仕切りの採用により、
リフォームも簡単。
高齢化社会に対応して、埋め込み型浴槽にするなどのバリア
フリー化も容易で、マンションまるごとを、
2世代・3世代にわたる、建築耐用年数100年とすることが
可能になりました。
マンションのほかにもオフィスや病院・ホテル・高齢者住宅
などに応用でき、将来性も豊かです。
もちろん戸建住宅では、現在の住宅をはるかに越えた高性能を
提供します。
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