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[No.022] 第5回 「人と建築」フォトコンテスト 入賞作品 |
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「人と建築」をテーマに、静岡県建築士事務所協会(山崎善利会長)が毎年実施しているフォトコンテストで、第5回の今年は今出川たかみさん(浜松市)の「ビルの谷間」が金賞を受賞しました。 このフォトコンテストには、160点の応募があり、写真家の大竹省二氏を委員長とする審査委員会が選考した結果、金賞1点、銀賞3点、銅賞5点などの入賞作品が選ばれました。 |
入賞作品と撮影者(敬称略)は次の通り。
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今出川 たかみ | |
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構図のとり方、影と、それから反射したガラス張り、反射するといった建物の影に、女性群が、踊り寄って来そうな感じがします。 人と建物の関係も、すごく良く出ていて、構図も不思議な構図を捉えている。中央のビルに写っている反射している青空が非常にアクセントになって、右端の螺旋階段の影、そうしたものが、すごく画面に美しく出て、独占的で、非常に無駄のない作品となっています。 |
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朝比奈 秀彌 | |
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シンプルな構図の中に、この建物のメカニズム、流れ、中に人が現在している。下端に、また木が写っている。そうした中で、この大胆な構図であって建物の面白さと人間との絡み合いを、うまく写真的に、また、構図の上で表しています。 |
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浅岡 貞蔵 | |
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地下道は、住むところでは無いですけど、非常に地下道のこうしたメカニズム、計画的な人工的な広場、その中に少女が明るいスポットライトの下で、立っている。それとは、反対に左側の台の上を歩いている。この地下道のメカニズム、建物のメカニズム、そういうものを、うまく取り入れて、面白く表わしている。 |
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松崎 盛樹 | |
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特別に建物が、どうのこうのという訳では無く、古典的な風景ですね。古来の建物、そして花を栽培している人物、そうした諸々の、環境の非常に面白さ、そういうものが完璧に、無駄なく、配置されていて面白く、まとめてます。 |
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佐野 芳雄 | |
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見るからに建物と人物。この古いナマコ壁の建物の外壁を説明している人々、そしてこの人力車。多分、観光地だと思いますが、大変面白く端的にわかりやすく、まとめている作品だと思います。 |
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山田 英雄 | |
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こういう情景は、祭りの日に良く見られますが、シャッターチャンスをうまく捉えています。窓枠をうまく使っている。玄関わきの敷石に腰かけている女性、子供、そして提灯、屋根、日本古来の古い建物を面白く人物を配して無駄なく画面をまとめています。 |
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漆畑 淑男 | |
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明るい秋の陽射を浴びている、峠道の農家。農作業を終えて帰る人であろうか、日本の夏風景を感じさせる作品である。 |
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海野 義明 | |
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初夏の情感というものが、すごく良く出ていると思います。屋根瓦とこの人物と初夏にふさわしい草花、そうしたものと浴衣を着た女性、パラソル、家とこの屋外の花畑、草むらが三部作となり、うまくコントラストを合わせて美しい作品となっている。 |
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青木 俊文 | |
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非常に外国では見られないような、本当に、日本の伝統的な建物の内部の美しさ、そうしたもの、静けさとともに、感じられるということが、この作品の二人の女性とそして、このたたづまい、そうしたものがうまく、マッチしており大変良い作品だと思います。 |
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石田 昭夫 | |
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人と建物の関係と言ったら、これほど緊密なものは無いと思います。人間が造りあげる、ひとつの建築。それにつらなる人々、そうしたものの、ざわめき、そうしたものを、建物が静かに見つめている。というような情感をさえ、感じられる作品です。 |
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静岡二科賞 「楽しい日」 松浦 弘子 |
山月会賞 「縁側」 市川 恵美 |
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静岡新聞・SBS放送賞 「夢の中」 浅羽 東一 |
建通新聞社賞 「螺旋」 伊藤 正義 |
キャノン賞 | 「宮大工」 | 石神 俊一 |
コダックダイヤミック賞 | 「干し柿」 | 小柳津 友次 |
ニコン賞 | 「新緑の顔」 | 漆畑 英子 |
ペンタックス賞 | 「客」 | 太田 克秀 |
京セラ賞 | 「里の秋」 | 勝本 仁 |
ミノルタ賞 | 「駿府の漂い」 | 朝比奈 郁身 |
オリンパス賞 | 「温泉街」 | 河村 圭子 |