建てたい人と建てる会社の『建築ナビ』

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[No.018]
「静岡の土地に合った“本物の住宅”を求めて」
〜今、甦る!匠の技の基本〜
   静岡地域限定住宅を提案

静岡大工建築業協同組合

 静岡で住宅建築に携わる者は、遠い昔、駿府城構築や浅間神社・久能山東照宮建築の際に全国から集められた職人集団の末裔だと言われております。
 そんな私たちが求めるのは「その地にある最高の材料と日頃鍛えた匠の技で、御施主様と一緒に住まいを創り上げていくこと」に尽きます。
 その基本となる思想を現代風に置き換えて、分かりやすく伝授するためここにまとめました。

発行 静岡大工建築業協同組合
静岡市登呂2丁目8−30
電話054・282・6971
定価 800円(税込み)

--MENU-- 木材の特性〜どうして木・木材が健康によいのか〜
静岡近郊の銘木
ちょっとブレイク!豆知識
「静岡地域限定住宅」の基本テーマ〜今、そして未来を考えればこうなる〜
「静岡地域限定住宅」に味付けする〜各部屋ごとに配慮すべきこと〜
高齢者に配慮した仕様の提案〜バリアフリー・ユニバーサルデザインなど〜
見積書Q&A
大工が教えるおまけの話

 

●木材の特性〜どうして木・木材が健康によいのか〜
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 木材は天然素材ですので、アレルギーを引き起こしにくく、特に地元木材は、最も身近にある素材であり、私たちがこれまで住居に使ってきた実績がありますので、これからも安心して使用できます。
 また木材は、見た目に優しく、肌触りがよく(祖先が木の上で生活していたから馴染むのでしょうか)、柔らかい響きを持ち、気分を落ち着かせる香りを持っています。
 化学製品に取り囲まれた私たちにとって、生活の基本となる「住居」には、やはり木材を使用したほうが良いのではないでしょうか。

<木材の長所>
木材は調湿機能を持った「天然のエアコン」
 木材の一番の長所は、調湿機能があるということ。住まいの中に良い環境を作り出すもとになります。ぜん息・アトピーの原因となるカビ・ダニは高湿度環境を好みますので、その繁殖を抑えることにもつながります。
木材は熱伝導率が低い「天然の断熱材」
 熱伝導率は、水が1に対して木材は0.5、金属は105です。木材と金属を比較すると、木材は金属に比べ210分の1の熱伝導率です。ですから、木材を外壁に張っても、内装に張っても、四季折々の暑さ、寒さを防いでくれます。
 また、暖まった部屋の温度を外へ逃がさない、冷たくなった温度も逃がさない、冬の寒さを室内に入れないなど金属に比べて210倍もの力を発揮するわけです。
 私たちは、木材の断熱効果を利用して、庇・霧除けの長さを冬の太陽光線は部屋の中に引き入れ、夏の太陽光線は遮断する、そのちょうど良い長さに調節することを第一に考えています。
木材の色は、暖かい・和んだイメージを与える
 木材は紫外線を吸収し、眼にやさしい材料でもあります。短波長(青色寄り)の光を吸収し、長波長(赤色寄り)の光を反射するので、暖かいイメージを与える黄赤系の色として人の目に映るからです。
 また、木材を多用した空間は、その色調が必然的に黄赤系に接近するので、見た目に「あたたかい」「和んだ」イメージを与えやすくなり、その空間全体の「自然な・木に囲まれた」イメージなども強くなります。
木材は遮音性に優れている
 木材は、音を遮断したり、楽器や音楽堂に使用されるように、まろやかな音を反響させるなど、いろいろな効果を発揮します。
木材には抗菌性、鎮静作用がある
 ヒノキは腐りにくいので、古くから家屋や寺社仏閣などの建築用材として使用されています。ヒノキに含まれるセスキテルペンアルコールやヒノキオールなどによるものです。
 また、ヒノキ材には抗菌作用のほか、鎮静作用を有する成分が含まれています。
木材は手触りが良く、快適だと感じる
 正確に言えば、「きれいに仕上げ加工をした木材」ということですが、大工がカンナで仕上げた木の表面は、すべすべとして柔らかさも感じることができます。
 また、仕上げていない木材には虫も付き細菌も繁殖しますが、カンナで仕上げれば、そのようなことはありません。大工が「カンナを使い表面を仕上げる技能」を競う意味は、ここにあるのです。職人は、目に見えにくい部分にも配慮しているのです。
木材(クスノキ・ヒノキ・ヒバ・スギ)の匂いでダニも防げる
 木材チップの中に、アレルギーを引き起こす代表的なダニであるヤケヒョウダニを混ぜて放置すると、24時間後には、ほとんどのダニが死滅することが報告されています。
カーペットから木の床へ改修すれば、ダニの数を減少できる
 カーペットを木の床にかえるだけで、生息するダニの数を減らすことができます。スギ・ヒノキ材などを使えば、もっと効果があります。
木材の床は適度のたわみがあり、優しい歩き心地を与える
 木造建築では、根太に床材を橋のように渡しますので、木の弾性で適度なたわみをもった床ができあがります。
 また、ムクの板の上を素足で歩くと、足の表面の湿気を吸い取り、サラッとした感じを与え、断熱性もありますので自然な感触を得ることができます。
10 木材は建築してからも徐々に強度が増していく
 木材は建築後の一定期間は徐々に強度を上げていきます。木は生きている−天然素材ならではの特徴です。「百年物の柱を使えば、その建築物も百年は保つ」、それが木造なのです。

 

●静岡近郊の銘木
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 銘木の条件は、やせ地で、日の光を一番受ける標高600mくらいまでの里山の西面で、霧が出るところに生えている木といわれています。

<ヒノキ>
有度山の木…通称「日本平の木」。吉野ヒノキと同様、油(ヤニ)が吹く。
安倍川の左岸の山の西面、八幡山〜音羽山〜賎機山〜竜爪山、瀬名の梶原山の木
藁科川の左岸の山の西面、千代〜建穂〜新間〜水見色〜赤沢の木
玉川、佳山の木…通し柱などの長物に向く
玉川山中の木…樹齢百年以上の木が多く、造作材として使われる
藤枝市葉梨地区の木…香り、肌、色合いに優れた“玉”である

<スギ>
神奈川県、南足柄市の道了尊のスギ
本川根〜春野町〜二俣のスギ
玉川上流の木…素晴らしい赤みのスギ

 

●ちょっとブレイク!豆知識
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<「高断熱・高気密住宅」を考える>

 断熱性・気密性を高める理由として、
(1)夏の日射熱の遮断(昼間の熱が深夜にまで及ぶ場合がある)
(2)冬の室内温度を逃がさず、部屋を暖める
……この2点が挙げられると考えられます。
 静岡の気候(特に市街地)を考えてみますと、

冬…… 厳しい寒さの日は数えるほどしかなく、あまり高断熱・高気密に気を使う必要はないのではないでしょうか
夏…… 日射熱は、従来の木造住宅の場合、屋根の瓦・屋根裏、外壁のモルタル・木壁に断熱性があるため、通風に配慮するだけで、暑くて眠れない夜は少なくなるのではないでしょうか
 それでは、どうして最近「高断熱・高気密住宅」を唱える工務店が多いのでしょう。
 最近の木造住宅では新建材が多用され、断熱効果のある天然素材(瓦・ムク木材・土壁など)が使用されなくなって、従来の木造住宅が持っていた「高断熱効果」が期待できなくなってきたからだと考えられます。
 高気密・高断熱にこだわってエアコンなどで温度・湿度を調節すれば、自然の気候・風土に逆らうことになりかねず、光熱費など経費がかかるばかりでなく、冷房病になったり、カビ・ダニも培養することになり、結局、健康を害することにつながりかねません。
 木造住宅は、もともと高断熱住宅なのです。高齢者に対しての配慮を心掛けながら、従来の木造住宅で季節・気候を楽しんでいただくことが良いと思います。

<静岡の里山について考えよう>

 もともと静岡の山には「雑木(ぞうき)」と呼ばれるシイ・カシ・ナラ・ケヤキなどの広葉樹と、スギ・ヒノキなどの針葉樹が入り混じった状態で生え、広葉樹の果実を求める動物が多く生息していました。
 しかし、戦後の建築ブームで建材となる「スギ・ヒノキ」が不足し、国の援助もあって植林ブームとなり、今ではそのほとんどが果実をつけないスギやヒノキの人工林になってしまったのです。

 そこで、ボランティア団体を中心に広葉樹を植えて里山をよみがえらせる運動が最近活発化してきているのです。
 また、地球温暖化対策からみると、人工林ではある程度、成長した樹木は計画的に伐採して、建築材料として木材を利用し、そのかわりに若い苗木を植える方が、二酸化炭素の吸収固定量が増えるため、地球温暖化対策にはプラスになるのです。
 森林を守るためには、木造住宅を大いに推進するべきだと考えます。

 

●「静岡地域限定住宅」の基本テーマ〜今、そして未来を考えればこうなる〜
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 私たちを取り巻く現在の環境を考慮して、静岡の地に最適な住宅を考えると、次の基本テーマができあがります。

年間を通じて「快適」に生活できる住宅
 静岡の気候風土を最大限に考慮し、風や光など自然の恵みを生かしながら、材質に地元木材などの天然素材を多く使用した省エネ型の住まい
住む人の「健康」を気遣った住宅
 建材を厳選してシックハウス症候群、アトピーなどのアレルギー対策を行い、同時に子供たちの成長を見守り、高齢者にも使い勝手が良く楽しく暮らせる住まい
「地震」に強く安全で長く住める住宅
 「東海地震」に対し、地盤を調査改良するなどして、その上で基礎・土台・柱などの基本構造部を頑強にし地震対策を施し、外からの延焼も防ぐ対策をした住まい
「高齢者」にも暮らしやすい住宅
 新築完成後に使用できるバリアフリーなどを行うことはもちろん、将来の改造の際に工事が容易になるように壁の構造などを考えた住まい
「地域・地球の環境」に配慮した住宅
 地球温暖化対策、森林資源の利活用、建築廃材の廃棄物処理における問題点など私たちを取り巻く「自然環境」について勉強し、その上で環境に配慮した建築材料を多く使用した住まい

*「静岡地域限定住宅」基本仕様は、すみかママの情報BOX[No.010]をご参照下さい

 

●「静岡地域限定住宅」に味付けする〜各部屋ごとに配慮すべきこと〜
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<玄関>
 家の顔として個性的な空間の演出/開口部を広く、引き戸・引き分戸がよい/床は滑りにくいタイルなどを使用/かまちの前に式台を設置/収納スペースの確保/湿気が多いため、壁材はムク木材・漆喰・けいそう土の多用
<廊下>
 動線を短く/有効幅を850〜1200とる/ドアは部屋側に開くように/採光・照明に配慮し、足元灯も設置/滑りやすい床材は使用しない/手すり設置を考慮し、下地材を入れる
<階段>
 踊り場を設け、有効幅を750〜1200とる/蹴上を200以下、踏み面は230/採光・通風に配慮、足元灯の設置/段鼻には滑り止め/手すりを設置
<台所・キッチン>
 利き手、身長を考慮して、広さや配置を考える/ゴミの処理法を考慮し勝手口の配置を決める/冷蔵庫・食器棚・食品庫の置き場所に注意/オープンキッチンなら、来客時や冬などは必要に応じて引き戸で仕切る/車いすでも回転できる空間の確保/危険が少ないように電磁調理機の検討
<居間・ダイニング>
 キッチンに隣接した明るい位置/多目的に使えるよう広いスペース/通り抜けの動線がこないように/床・壁・天井はムク材に/採光に配慮し窓を広くとる/家具の配置、収納スペースの確保
<高齢者の部屋>
 出入り口に段差をなくす/和室と洋室の2間/トイレ・風呂に近く/押し入れに配管しておけば、後からトイレに改造できる/専用の庭や広縁、濡れ縁をつける/日当たり、換気に注意/自然素材(土・木・紙・畳など)の使用/家族から隔離しない
<トイレ>
 出入り口を広く引き戸に/開き戸なら外開き、外から解錠可能に/流し台があると便利/手洗い器・収納スペースの確保/手すりの設置/和便器を避け洋便器とし、シャワー付きに/採光・換気に窓の設置/介護に備え広くとるか改造可能な仕様
<洗面所>
 出入り口を広く引き戸に/洗面台の横は耐水性の壁材/採光・通風・換気に配慮/機能的な収納スペースの確保/カウンターを広く、鏡や照明に配慮
<浴室>
 出入り口を広く段差を最小に/床や浴槽は滑りにくい素材/換気扇による強制換気と窓による自然換気/浴槽の縁に腰掛けられるタイプ/浴室乾燥機は、暖房や乾燥に便利/木の香漂うヒノキ風呂
<寝室>
 8〜10帖の広さ/壁・天井・床はムク木材/外部の騒音対策/出窓・テラス・ベランダの設置/ベランダに給排水設備/近接してクローゼット・納戸・書斎の設置
<子供部屋>
 成長に合わせて対応できる広さ/収納スペースの確保/窓を大きく、自然な換気/温かみのある内装色/自然素材の使用/勉強机は北側の日光の変化の少ない場所に設置

 

●高齢者に配慮した仕様の提案〜バリアフリー・ユニバーサルデザインなど〜
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 高齢者・障害者が暮らしやすい住宅であるだけでなく、介護する側に対しても介護しやすいようにできている住宅が望ましいものです。そして、ほかの健常者に対しても自然な構造・仕様であることが理想的です。
 また、新築時には高齢者・障害者がいなくても、将来を見据えていつでも改造ができるように構造を考えておくべきでしょう。
 「長寿社会対応住宅設計指針」などが出ていますので参考にされたり、住宅改造には、知識・経験ともに豊富な大工・建築士に依頼することも大切です。

<玄関>
 踏み台やベンチ・スロープを設置できるよう土間は1坪(1.8×1.8m)以上・上框部には手すり/引き戸で有効幅員75以上/開き戸なら親子扉/足元灯の設置/滑りにくい素材/土間GLと框の高さを15とり、玄関戸の内外差は5以下
<廊下>
 手すり(高さは床から65〜90)の設置/壁芯々間隔は3.5尺(1.05m)/巾木部分や腰高までは車いすガード仕様/滑りにくい床材/足元灯の設置/コンセントの位置に配慮
<階段>
 壁芯々間隔は3.5尺(1.05m)/手すり(高さは床から65〜90)の設置/足元灯の設置/踊り場の確保
<台所・キッチン>
 座位や車いすで使用できる流し台・調理台、換気扇のスイッチ
<居間・ダイニング>
 巾木部分や腰高までは車いすガード仕様/冷暖房・換気など空気調整機器の設置/リモコン操作対応の照明器具・空調器具/畳コーナーの確保/コンセント数を多く設置
<トイレ>
 高齢者の寝室に近く/出入り口の段差をなくす/引き戸、折り戸/開き戸なら外開き/滑りにくく腐らない床材/温水便座洗浄、手洗い器の設置/暖房機、空調機の設置/人感センサー式や照明連動の換気扇/手すりの設置/収納場所の確保
<洗面所>
 シングルレバー、サーモスタットの混合栓/車いすがアプローチできる配置/暖房機、空調機の設置/滑りにくく腐らない床材/収納、脱衣の動線に注意/腰掛ける場所の確保
<浴室>
 外気に面して配置/窓を設ける/暖房機、空調機の設置/床段差がある場合はスノコで解消/シングルレバー、サーモスタットの混合栓/洗い場の混合栓は座高40程度のイスの使用を前提とする
<寝室>
 板張り床にし巾木部分や腰高までは車いすガード仕様/空気調整機器の設置/リモコン操作対応の照明器具・空調器具/手すりはベッド〜室入り口に設置/直接屋外に出入り可能に/手洗い設備やトイレの設置を考慮

 

●見積書Q&A
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大工・工務店は、大手ハウスメーカーに比べて割高なの?
そんなことはありません。施主が引越しすれば、住める状態に見積もるのが通常です。追加工事が出ないように、細かいところまで見積もり金額に入っています。

 一見安く見える見積金額より、現実的な見積金額の請求をお勧めします。契約後の追加工事による予想外の出費を避けるためにも、見積金額の細かな説明を求めましょう。

<見積書 最重要チェック項目>

下水道、配管工事関係
高額です。必ず、大工・工務店に確認 場合によっては、100万円を超えることもあります。
電気設備関係
テレビ・電話・コンセントの位置、種類、数量などを確認 「電気設備は別途」という場合もあります。
水回りの設備、器具関係
使い勝手の良い物が装備されているか確認(例:ウオシュレット付きの便器、シャワー付き洗面台、システムキッチンなど)。
照明器具関係
照度が適切で、部屋に合ったものが装備されているか確認
その他の工事関係
カーポート、倉庫、庭の造園工事などは別途工事になります。あらかじめ、どの程度の費用が必要なのか確認。

 

●大工が教えるおまけの話
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<環境に配慮するべきことは?>

生け垣や花壇など植栽に配慮/天然素材を多用/健康的でない材料を使用しない/水質や土を汚染しないような仕様/リサイクル困難な部材は避ける/敷地、隣地、道路を考慮して建物の位置を決める/隣家に対して騒音にならないよう、ボイラーの配置場所、生活排気、配管などを考慮/風力発電、ソーラー発電などの検討

<こんな家は、あとで高くつく!>

軒、けらば、庇を付けない住宅 → 外壁の損傷が激しいため、修繕が頻繁
金属製の屋根など外部の金属製部分で、塗装の必要な部分(鉄など)がある住宅 → 塗装塗り直し費用が大きい
外壁をサイディングにした場合は、シーリングに注意すること
含水率の高い木材を使用した住宅 → 歪みの原因になる
床下換気に配慮しない住宅 → シロアリが発生しやすくなり、床・土台などが腐りやすくなる
地盤調査不足のまま建てた家
土台、基礎工事で手を抜いた家 → 地震に対して歪みが出やすい
複雑な構造、屋根の形をした住宅 → 歪み、雨漏りの原因になりやすい
新建材が多い住宅 → シックハウス症候群発生の可能性があり、後に天然素材に改造の可能性あり
増改築不可能な家
家相、方位を全く無視して建てた住宅 → トイレの位置、玄関など後悔する
耐用年数の短い素材を使用している住宅
工法をあえて簡略化(ローコスト化など)した住宅
構造的に無理をしている住宅(柱がそろっていない家)

<“プレミア”がつく家を建てよう!>

外観は飽きのこないデザイン/品のある、機能的に使いやすく/採光、照明、自然の風通しに配慮/バランスのとれた丈夫で長持ちする住宅/大工が手間ひまかけた住宅/昔ながらの木造住宅/土間、中庭のある住宅/ムク木材を多用/品質の良い材料を使用/生活スタイル提案型(ガーデニング、農業畑付きなど)/その家にしかない特色(大黒柱、大吹き抜け、暖炉など)/ライフスタイルの変化に対応できる間取り/「自分たちでつくった」という意識を持てる住宅/予算内でできる範囲で、真心こめてつくる/真壁工法/設備や家具ではなく、建物自体に価値のある住宅/建具や家具が手作り……など