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[No.012] やさしさ創造プロジェクト 人間中心の家具づくりへ (バリアフリー用品開発事業研究会 報告書より) |
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家具産地静岡では、1994年から高齢化社会についての各種調査・研究を進めています。1999年にはその成果をベースに、高齢者にとって使いやすく、便利な家具をいくつかのシーンから取り上げ、デザイン開発、試作しました。 施設用の家具は増えて来ていますが、個人で、家庭で違和感なく使える優しい家具を紹介します。 |
■ 手すり付きサイドボード (W1050×D420×H800) | |
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・部屋の間仕切りにも使用できます
・天板上部に手掛けを設け、立ち上がる時などの姿勢保持に考慮してあります ・扉は引き戸タイプで、車いすでも接近して使えます |
■ ダイニングテーブル (W1600×D850×H680) |
・スライド式テーブルを組み込んであります
・車いすでも接近でき、両ひじもサポートします |
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■ 手すり付きウオールシェルフ (W850×D177×H900/W600×D177×H900) | |
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・収納機能付きの手すりです
・玄関、トイレ、廊下など手すりと共に収納スペースが確保できます |
■ 玄関収納 (W880×D350×H850) | |
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・履き物の着脱がしやすい腰掛けタイプです
・玄関の上がり框(かまち)を越えるための手すりが、座面の背もたれを兼用しています ・下部引き出しには履き物を収納し、手すりにはステッキを掛けられます |
■ 手元タンス (W756×D440×H1032) | |
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・介護者が連携をとるためのメッセージボードがついています
・ペン、ハサミ、体温計など常に必要なものをまとめて収納でき、持ち運べる ハンド付きボックスがセットされています ・引き出し前面に収納品が確認できるフロントガラスを使用しています |
■ ストレッチソファ (W1690×D590×H908) | |
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・ソファに置かれたクッション付きボックスを背にあて、ストレッチができます
・体も、心も、のびのびします |
■ ターンテーブル (W600×D550×H710) | |
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・起き上がることが大変な時でも、ベッド周辺で作業ができます
・キッチンではレシピ台に、ダイニングではサブテーブルに、リビングではプ ライベートテーブルとしても使えます |
■ 座卓テーブル (W1500×D830×H850) | |
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・天板手前の丸棒の手すり機能で、立ち上がりを補助します
・脚部のボックスは、ひじ掛けや立ち上がりの姿勢保持台に利用できます ・ボックス内部は新聞などが収納でき、使わない時は回転させ天板下に収納します |
■ クロスベッドワゴン (W1320×D500×H1066) | |
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・ベッドで起き上がり、そのままで利用できるライティングタイプのテーブルワゴンです
・天板下の小引き出しで、身辺雑貨を整理収納できます ・フラップ扉を倒して、ライティング、テーブルとして使えます ・テーブル天板裏に鏡がセットされていて、回転させれば簡単なドレッサーにもなります |
■ 食器棚 (W1004×D450×H1750) |
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・キャスター付きのボックスで、車いすにも対応できます
・上段左右の手すりが「立つ」「歩く」動作をサポートします ・中段は引き出し式収納で、中の物が見やすくなっています ・下段のボックスは、取り外せます。車いすにフットレストが邪魔になりません |
■ タンステーブル (W1050×D600×H400) | |
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・小物収納タンスとリビングテーブルの機能を一体化させました
・ワゴンを内蔵し、移動性を持たせました |
■ ダイニングチェア (W600×D550×H830) | |
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・座面が本体と別に前後にスライドするため、「座る」「立ち上がる」「テーブルとの距離を調節する」動作が楽に行えます |
■ 2人掛け用ダイニングチェア (W1240×D550×H830) | |
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・2人で座っても動きやすいように、それぞれの座面にスライド機能をつけました |
●バリアフリー用品開発事業研究会とは
木工関連業界の企画担当者で組織し、静岡市内のデザイナーら専門機関にコーディネートを委託、専門講師ら業界関係者から生活用品開発についての助言、指導などを受け、福祉機器展への出展・視察などを通して、市場性のある生活用品の研究をしています。 <会員> <お問い合わせ> |