静岡県住宅振興協議会（会長・稲津成孝県県民部長）は14日、静岡市駿河区曲金のツインメッセ静岡で、住生活月間セミナーとして、講師にアウトドア派エッセイストとして活躍している元国際ラリーストの山村レイコ氏を招き、「“住い”で学ぶ。遊ぶ。笑う。〜朝霧高原・スローといいつつ大忙しのワンダーライフ　“住”から学んだ生きること」と題した講演会を開いた。

　山村氏は富士宮市朝霧にログハウスを建て暮らしており、建築時のエピソードやコンセプトの「地球に住んでいることが分かる家づくり」についてユーモアを交え講演。そして、家づくりのポイントとして「こだわるところはこだわり、妥協せずに建てる」ことができたら「一生、遊べる」と表現した。

　また、自称「自然回帰型生活びと」として、アイガモ農法による無農薬米作りを行っていることも披露し、わたしたちは「地球に遊びに来た」。だから「一生懸命、徹底的に生きていこう」と結んだ。
　セミナーは、住生活月間事業の一環として毎年開いており、今回は９月13日から15日まで実施した「静岡県住まい博２００８」の併催行事として、会場内テーマゾーンで開催した。