「静岡県住まい博2008」(静岡県住宅振興協議会など主催)が13日から15日まで、静岡市のツインメッセ静岡で「ゆとり・ぬくもり・快適ライフ!」をテーマに開かれ、3日間で3万0765人の来場者を数えた。
67の企業や関連団体が出展した「静岡県住まい博2008」は、来場者のニーズに幅広く応えるため、最新のモデル住宅、住宅用内外装等の各種材料、設備機器、耐震・防犯関係や高齢者対応などをはじめ、住まいに関するさまざまな材料、設備機器、情報を発信した。
13日のオープニングセレモニーでは、国、県、出展者の代表らが出席しテープカットに臨み、主催者を代表して花森憲一静岡県副知事が「ライフスタイルの変化に合わせ、住まいに対する多岐にわたる要望があり、ユニバーサルデザインや耐震化、省エネ対策・環境配慮など様々な情報発信を県民は期待している」と静岡県住まい博の意義を話し、「住宅取得やリフォームを考えている皆さまに、おおいに活用してもらえる展示会としたい」とあいさつした。
家族連れなどの来場者は、最新の住宅設備やインテリアなどを熱心に見学。そのほか、専門家による住まいの相談コーナーや住宅瑕疵担保法などのセミナー、カンナ削りなどの体験コーナーも3日間通して盛況だった。
建築ナビブース Webから始まる住まいづくりを提案
建通新聞社運営の「建築ナビ」ブースでは、Webから始まる住まいづくりの提案をテーマに、インターネットサイト「建築ナビ」操作を通して、建築の基礎知識や県内の住宅関連企業・設計事務所を紹介。会場入り口では来場者に「静岡県住まい博2008 10倍楽しむガイドブック」の無料配布を行った。
※写真:3万人を超える来場者でにぎわう
<建通新聞・静岡 2008年9月17日付>
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