2004年度に工事をスタートした静岡市の静岡駅北口駅前広場が完成し、９日に地上広場で国、静岡県、静岡市、地元自治会などの関係者約140人が参加して式典を行った。
　
　新しい広場の中、小嶋善吉静岡市長は、「静岡市の玄関口として、活気と文化があふれるスペースとして、市民、利用者、訪れる多くの人に愛され、親しまれることを期待している」とあいさつした。さらに大御所四百年祭記念事業の一環で、駅前広場に壮年期の家康公と少年期の竹千代君の銅像を設けることを明らかにした。また、来賓として国土交通省大臣官房技術審議官の松谷春敏氏などが祝辞を述べた後、大屋根の下でテープカット、くす玉開披を行い完成を祝った。地上広場は面積１万7800、バス乗降場などがあり、地下広場は面積1500、東西地下通路、エレベーター２基、エスカレーター４基のほか、マルチビジョンの情報提供施設、修景施設などを設けている。
　
※写真：くす玉開披で完成祝う
　＜建通新聞・静岡　2008年９月12日付＞