静岡県住宅振興協議会(会長・稲津成孝県県民部長)は、住まいの文化育成を図るため、県内の優れた住宅を顕彰する「静岡県住まいの文化賞」の作品を8月31日まで広く募集している。
住まいの文化賞は、県内の優れた住宅に関わった建築主、設計者、施工者を表彰するもの。1988年度から毎年実施しており、今回で20回目となる。対象となる建物は、県内に建築(増改築、模様替えなどを含む)され、完成している専用住宅、併用住宅、集合住宅または住宅団地。建築時期は問わない(古い住宅でも可)が、2007年3月末以前に入居し引き続き住んでいる住宅で、原則的に完了検査済であることが募集の条件になる。
書類サイズはすべてA3で、申込書案内図、配置図、各階平面図などの図面住宅写真8枚程度|を提出する。誰でも応募でき、最優秀賞1点と優秀賞7点以内、特別賞(3点以内)として最優秀賞、優秀賞の中から“しずおか優良木材”を使用した優秀な木造住宅を表彰する。10月上旬の第1次書類審査、10月下旬〜11月中旬の第2次現地審査を経て、08年3月に受賞者を発表する。
申し込み方法は、事務局へ持ち込むか、郵送で受け付ける。
問い合わせは、静岡県住宅振興協議会事務局(静岡市葵区追手町9-6、静岡県県民部住まいづくり室内 電話054・221・3084)へ。
<建通新聞・静岡 2007年6月22日付>
|