静岡市駿河区馬渕四丁目の丸子池田線沿いに、南仏プロヴァンス風の建物が完成し、オープンを前に22日・23日の２日間、内覧会が行われます。

　可愛らしくあたたかな雰囲気が漂い、まさに南仏そのものの建物の名は『ル　ジャルダン』。エステ・美容室・イベントホールの３店が入ります。大瀧建築事務所（静岡市駿河区）＆ライフインテリアが、フランスからの建築資材調達、設計・施工、テナント募集まで総合プロデュースしました。

　「花と緑のまちづくり」を一つのテーマとして建築に携わっている大瀧建築事務所の大瀧博敏氏は、完成した建物について「敷地内にある２本の木を活かしたものを造りたい。この地に長くからいる木と対話しながら建物がこれから存続できて、回りから愛されていけば」と話しています。

　また、南仏プロヴァンス風の建物づくりでは、瓦、サッシ、金物、塗り壁の材料、石など資材をすべてフランスから仕入れ、「本物」でデザイン。デザインも、大瀧氏がプロヴァンスを実際に訪れ、見て、研究を重ねて忠実に実現したものとなっています。