大倉住宅産業（浜松市東区上西町24-1、黄倉精一社長）は、築40年の中古住宅を一軒まるごとリフォームしたリフォームモデル「つどいの家　西ケ崎」を浜松市東区西ケ崎町にこのほどオープンした。

　住宅は「安全・安心・環境」をコンセプトに耐震補強を実施。内装は国産無垢の床材、和紙壁紙、漆喰など、自然素材でまとめたほか、外装面では40年使用した瓦屋根を見事に塗装再生している。

　黄倉社長は「核家族、少子化による部屋余り、老後の生活設計などを考慮すれば、新築よりも格段の予算で快適な暮らしが実現する。今後、さらに大きな市場になるだろう」と語るとともに、自然素材を使用した「呼吸する家」も強調。そして「地域の皆さんが趣味、勉強、展示会場として利用できるよう開放し、今後も地域密着の営業を展開していく」と話す。

※写真は改装前（上）とリフォーム後の住宅
　
＜建通新聞・静岡　2006年６月18日付＞