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静岡産業技術専門学校 即戦力へ・・・豊富な実習取り入れ授業展開

 静岡産業技術専門学校(静岡市葵区宮前町)は、1998年から建築科を設け即戦力となり得る建築技術者育成を目指したカリキュラムを展開。座学だけでなく実習を多く取り入れるほか、住宅設計など企業とのコラボレーションや企業研修など、単なる知識や資格取得だけでなく、実社会で必要とされる技術が身につく実践教育を行っている。

 講師には現役の建築士や施工技術者を招き、設計やまちづくり、建築施工などの実践指導を中心としている。講師の一人、欠陥住宅の調査・診断などを行う第三者機関として活動するNPO静岡県住宅品質検査機構の松田正市理事長は、2年生の授業で、不具合の発生した住宅現場見学を通して「未然に防ぐための知識、“目”を養ってほしい」と話し、積算の授業では数量の拾い出し、計算方法などを教える。

 また同科では、「建築CAD検定」の資格取得対策、環境・健康・介護福祉を考慮した「福祉住環境コーディネーター検定」の受験対策授業、卒業と同時に受験資格が得られる「二級建築士」の卒業後の対策授業なども行っている。

 建築科2年生担任の坂部眞彦教諭は「実務経験豊富な講師を招くことや企業研修制度は、実社会に羽ばたくための大きな力となっている。これにより、就職に結びつくケースも多く、就職活動の一環としても大きな要素」と話す。

(写真 建築科2年生の授業)


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