15年7月の静岡県内の新設住宅着工戸数は、対前年同月比45.7%増の4293戸で前年実績を上回った。分譲住宅・貸家・持ち家がともに増加したため、3カ月の連続の増加となった。
静岡県住まいづくり室が5日発表した集計データによると、持ち家は2167戸で対前年同月比45.0%増、貸家は1554戸で44.4%増、分譲住宅は421戸で同21.7%増となった。持ち家は3カ月連続、貸家は2カ月連続で増加、分譲は減少から再び増加した。
地域別に見ると、東部は1362戸で対前年同月比18.8%増、中部は1523戸で同73.1%増、西部は1408戸で同52.9%増となった。
資金別では、民間資金は対前年同月比59.9%増・3カ月連続の増加、公的資金は同3.3%減・4カ月連続の減少、そのうち公庫資金は同43.3%減だった。
7月は、単月としては42カ月ぶりに4000戸を上回る高水準となり、特に持ち家の増加が目立った。
<静岡県記者発表より>
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