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分譲好調で2カ月連続増加、全国・7月の住宅着工戸数

 国土交通省の8月29日発表によると、15年7月の全国住宅着工戸数は、持ち家、貸家が減少したが、分譲住宅が増加したため、全体では増加となった。
 7月の新設住宅着工戸数は9万8718戸、前年同月比2.6%の増加。新設着工床面積は898.4万、前年同月比1.4%増で、こちらは2カ月連続の増加。

 利用関係別の戸数をみると、持ち家は3万3245戸、前年同月比2.1%減で先月の増加から再び減少。公庫融資による持ち家は2902戸、同3.0%減・42カ月連続の減少、民間資金は2万8337戸、同4.7%増・45カ月連続の増加。
 貸家は3万7262戸、同0.9%減、先月の増加から再び減少、公的資金による貸家は6159戸、同13.1%増・4カ月ぶりの増加、民間資金は3万1103戸、同3.2%減・先月の増加から再び減少した。
 分譲住宅は2万7242戸、同13.8%増、2カ月連続の増加。そのうちマンションは同21.3%増の1万6326戸、一戸建ては同4.1%増の1万0760戸。

 建築工法別では、プレハブが1万3268戸・3カ月ぶりの減少、ツーバイ・フォーは7250戸で3カ月連続の増加。

<国土交通省記者発表より>