15年6月の静岡県内の新設住宅着工戸数は、対前年同月比3.7%増の3188戸で前年実績を上回った。分譲住宅が減少したものの、貸家・持ち家が増加したため、2カ月の連続の増加となった。
静岡県住まいづくり室が8日発表した集計データによると、持ち家は1612戸で対前年同月比8.6%増、貸家は1351戸で7.2%増、分譲住宅は187戸で同40.8%減となった。持ち家は2カ月連続、貸家は3カ月連続で増加、分譲は先月の増加から再び減少した。
地域別に見ると、東部は976戸で対前年同月比3.7%減、中部は982戸で同41.1%増、西部は1230戸で同9.8%減となった。
資金別では、民間資金は対前年同月比6.8%増・2カ月連続の増加、公的資金は同8.4%減・3カ月連続の減少、そのうち公庫資金は同12.9%減だった。
上半期の累計でみると、住宅着工戸数は1万7183戸・0.8%増、年上期ベースでも持ち家・貸家が増加に転じている。
<静岡県記者発表より>
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