ダイナナ(本社・三島市)代表取締役社長 内田豪氏に聞く
会長から「旧来の常識に捕われない若い者がやるしかない。任せるからやれ」と言い渡され、4月1日付けで社長に就任。時代の流れが急速に変化し、極めて先行き不透明な時。4カ月が経ったものの、急なことだったので「正直、地に足が付いていません。しかし天命と思ってやるしかありません」と腹を括る。
社是の一つ「自主自立の精神」で、「地に足を着けてオープンな雰囲気の中で目標達成を目指す会社にしたい」「組織にとって大切なのは、働く人のチームワークから生まれる信頼関係」であり、「人の和が出来ていなければ企業として機能しない」。全員が協力し合って総力を結集することが重要だと話す。
また、「自分たちがやりたいことを自分たちで見つけて実現していく。挑戦しなければ成長はない」と言い切る。
同社では、創業46年のノウハウを蓄積した電気設備をベースとして、空調システム・情報通信・環境設備などの関連領域に事業を拡大してきた。
さらに未来と環境を見つめて、快適空間を創造する総合設備会社であるとともに、太陽光発電、エコアイス、エコキュートなどの環境、省エネ事業、オラクル関連のシステム開発などのインターネット関連分野にも力を入れており、常に時代のニーズに応えられる「総合設備エンジニアリング企業」を目指している。
昭和60年入社、現場に携わる。専務を経て社長に就任。趣味はゴルフなどいろいろ。子供さんとプラモデル、ラジコンの物作りも大好き。両親と妻、長女(中1)、長男(小5)の6人家族で、函南町間宮在住。昭和36年3月20日生まれ42歳。
<建通新聞・静岡 8月8日付>
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