15年5月の静岡県内の新設住宅着工戸数は、対前年同月比6.3%増の3232戸で前年実績を上回った。貸家が減少したものの、分譲・持ち家が増加したため、先月の減少から再び増加した。
静岡県住まいづくり室が4日発表した集計データによると、持ち家は1691戸で対前年同月比14.2%増、貸家は1202戸で4.1%減、分譲住宅は323戸で同9.9%増となった。持ち家・分譲は、先月の減少から再び増加、貸家は2カ月連続で減少した。
地域別に見ると、東部は1022戸で対前年同月比12.6%減、中部は930戸で同7.3%減、西部は1280戸で同47.5%増となった。西部以外は2カ月連続の減少。
資金別では、民間資金は対前年同月比13.9%増・先月の減少から再び増加、公的資金は同16.0%減・2カ月連続の減少、そのうち公庫資金は同42.5%減だった。
前年度好調だった県東部の分譲住宅と県中部の貸家に反動減が見られたほか、県西部の分譲住宅着工増が目立つ。
<静岡県記者発表より>
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