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掛川市駅前に再開発ビル 分譲住宅は100戸

 掛川市駅前第一種市街地再開発事業準備組合(馨哲夫理事長)は、駅前のユニー跡地(現在は駐車場)に複合ビルの建設を計画しています。現在は事業協力者の選定を進めていて、これまで2度のヒアリングを実施、候補を鹿島建設、清水建設、西松建設の3社にしぼりこみ、6月末までに最終決定する方針。コンサルタントは佐藤総合計画が担当、概算事業費は70億円。

 同事業は12年度に事業調査を終え、13年度に準備組合を設立、14年度に都市計画決定。今後の見通しは、本年度に事業計画と基本設計、それに本組合の設立。16年度に実施設計、権利変換計画許可、17年度に解体と本体工に着手し、19年春の完成を目指します。
 対象となるのは、同市駅前東5の敷地1.1ha。複合ビルの規模は、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造14階建て延べ3万2530。そのうち1〜3(一部)階は商業・業務施設で7140。3〜4階が公共・事務施設で4010。5階以上は権利者の住宅20戸を含んだ共同住宅(分譲)が100戸。駐車場は330台の収容スペース。

 掛川市の中心市街地では11町と9町の一部から成り立つ70haをTMO地区と位置付け、再生・活性化を図るために掛川市と共同出資により『かけがわ街づくり株式会社(仁科雅夫代表)』を設立。この複合ビル建設事業は、活性化計画(TMO)を活用した事業となっています。

(写真は完成概略図)