西尾組（富士市、西尾武博社長）は３月29、30日の２日間、富士市割で「ルネスマンション」完成見学会を開き、施主、不動産関係者ら多くの人でにぎわいました。

　ルネス工法は、大分市のルネス研究所で開発されたもの。建物全体の構造に逆スラブを採用し、各階に床下空間（高さ60）を確保できる総逆スラブ化を確立した工法。マンションにありがちな収納スペース不足、騒音問題を解決しているのが特徴。
　また、床下空間に給排水管、配線などを収めることで床下設備の点検修理が簡単でリフォームも容易になり、加えて介護用の埋込浴槽や堀ゴタツの設置といった付加価値を提供できます。

　西尾社長は「ルネスは１階２層方式という新しい概念を取り入れ、生活者の不満を解消した画期的な工法」とし「マンションに限らずオフィスや病院、一般住宅への応用も可能」「今後、わが社の主力事業として積極的に展開していく」と話しています。

　問い合わせは、同社（電話０５４５・７１・２１５０）へ。

＜建通新聞・静岡　４月11日付＞