国土交通省の3月31日発表によると、15年2月の全国住宅着工戸数は、貸し家が増加したものの、持ち家、分譲住宅とも減少したため、前年度比は4カ月連続で減少した。
2月の新設住宅着工戸数は8万3399戸、前年同月比2.8%の減少。新設着工床面積は755.7万、前年同月比5.3%減で9カ月連続して減少した。
利用関係別の戸数をみると、持ち家は2万5936戸、前年同月比1.8%減で9カ月連続の減少。公庫融資による持ち家は2301戸、同58.7%減・37カ月連続の減少、民間資金は2万1942戸、同15.1%増・40カ月連続の増加。
貸家は3万1157戸、同6.0%増、2カ月連続の増加、公的資金による貸家は5399戸、同13.4%減・5カ月連続の減少、民間資金は2万5758戸、同11.2%増・2カ月連続の増加。
分譲住宅は2万5264戸、同13.7%減、4カ月連続の減少。そのうちマンションは同22.9%減の1万5736戸、一戸建ては同6.1%増の9296戸。
建築工法別では、プレハブが1万1642戸・2カ月連続の増加、ツーバイ・フォーは5152戸で先月の減少から増加に転じた。
<国土交通省記者発表より>
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