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建築家・高木滋生氏、住まい観を語る JIAセミナーで

 日本建築家協会東海支部静岡地域会(JIA静岡・大石郁子会長)は3月22日、静岡市池田のグランシップで『建築家と住まいを考える』をテーマに住まいづくりセミナーを開催しました。第1回となる今回は、「住まいと環境」をテーマに同会の建築家・高木滋生氏(高木滋生建築設計事務所代表取締役)が独自の住まい観を披露しました。

 高木氏は、建築家の職能、役割に触れた上で「靴で生活する欧米と違って、日本でははだしで生活することから住宅も高床式になっている。これは、湿気が多い日本の気候・風土などの影響が考えられるが、畳や下駄(げた)などで足の裏からの感触に慣れ親しむなど、独自の伝統を持つ日本人の心を住まいの中にどう採り入れるかが大切」とし、空間を生かした日本建築の特徴や演出方法を説明しました。
 また、本来あるべき建築物とは「訪れてみて、まずその人に粋(いき)だと感じさせ、去ったあとにも余韻(よいん)が残るような建物が理想である。建築家は『そのような建物は何なのか』を追求し、日々努力していくものである」と結び、スライドを使って高木氏がこれまでに見てきた海外の建築物や街並み、風景などの特徴を紹介しました。

 なお、JIA静岡主催の住まいづくりセミナーは今後、4月12日に第2回講座「木の住まい」、26日に第3回講座「これからの住まい」をテーマにそれぞれ行われます。

(写真は建築家・高木滋生氏)

<建通新聞・静岡 3月28日付>