建築環境・省エネルギー機構（三澤千代治理事長）は26日、東京・千代田区の東海倶楽部で第６回環境・省エネルギー住宅賞の表彰式を開きました。国土交通大臣賞は、北海道・札幌市の小笠原邸が受賞しました。
　３月上旬から５月上旬まで、住宅金融公庫すまい・るギャラリー（東京都文京区）で入賞住宅のパネル展示を行います。

　この賞は、住宅に関する環境負荷をできるだけ抑え、省エネルギー化を図るとともに、それらが居住者の生活実感にも表れている住宅の提案を求め、平成４年から隔年で実施。
　今回は全国から61件の応募があり、上杉啓東洋大学教授を委員長とする審査委員会が入賞作を決めました。
　受賞住宅の概要と講評は次の通り（建築主設計者施工者建築概要）。

【国土交通大臣賞】
　▽小笠原邸（北海道・札幌市西区）−小笠原由法氏北海道建築工房水岡工務店鉄筋コンクリート・木造２階建て延べ190
【住宅金融公庫総裁賞】
　▽田頭邸（岩手県・盛岡市下太田）−田頭博文氏植田優建築工房田中建設木造２階建て延べ170
【建築環境・省エネルギー機構賞】
　▽小林邸（山形県・新庄市沼田町）−小林正孝氏鎌田紀彦、沼田ハウス沼田ハウス木造２階建て延べ295

【その他各賞】
　▽ベターリビング理事長賞−山中邸（流山市初石町）▽日本木造住宅産業協会会長賞−荒瀬邸（上越市横曽根）▽プレハブ建築協会会長賞−小野邸（高知県佐川町）▽板硝子協会会長賞−原田邸（豊橋市寿町）▽硝子繊維協会会長賞−白田邸（山形市江俣町）▽優秀賞−平岡邸（川崎市宮前区）▽同−成田邸（旭川市東光）

<建通新聞社・東京編集局発>