理想としていたマイホームの構想から業者選定、工事、住み心地までをドキュメントタッチでつづった「同じ人生送るなら、こんな家で暮らしたい」(岡本陽子著)が、現代書林から発刊されました。
著者の岡本さんは、専業主婦。「終の棲家」を手に入れ、「この私の体験が、これから家を建てようとしている方たちの参考に少しでもなり、手助けとなることを願って」本にまとめました。
サブタイトルに「泣いた!笑った!家族で経験した家づくり2000日」とあるように、生活スタイルに合った家に建て替えようと思い立ち、完成、引越しまでに5年間をかけた。しかし、「百年以上にわたって、住宅としての価値をそのままに孫の代まで住み継ぐことができる家」だという。
内容は、建て替えの計画から住宅メーカー探し、プランづくりからク体工事、内装工事、引渡し、引越しとドキュメンタリー調にまとめられているが、家づくりの際のアドバイスがわかりやすく書かれ、ユーザーが求める住まいを知る上で、施工者にも大いに参考になる書。
この岡本邸を内外断熱工法・鉄筋コンクリート造によって施工した平山建設(千葉県成田市)が、本著に取材協力。
B6判、198ページ。本体価格1200円。
<建通新聞社・東京編集局発>
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