静岡県住宅検査協会(静岡市東千代田1-2-5、山本福春代表)は、2月のNPO法人認証に向け準備を進めています。
NPO法人として認証されれば、住宅検査業務では静岡県内初となります。
同協会は、住宅建築の際に発生しがちな施工ミスや業者の手抜き工事などのトラブルの未然防止と欠陥住宅の撲滅を目指して、静岡県内在住の建築士、弁護士、土地家屋調査士らが集まり、11年に設立。
現在21人の会員で、毎月2回土曜日に静岡市池田のグランシップで一般対象の「住まいの市民教室」を無料で開いています。
そのほか、住宅トラブルに関する相談や売買・請負契約にかかる紛争での第三者としての技術鑑定、耐震補強相談など、住宅にまつわるさまざまな啓もう活動も行っている。
NPO法人後は、会員拡大に力を入れ、建築士や設計事務所経営者ら正会員を40人程度まで増やすとともに賛助会員、一般会員も広く募ります。
正会員については、第三者監理ができる協会資格の「検査士」として業務ができるよう指導・研修体制を整えていく方針。
問い合わせ先−電話054・265・2288
<建通新聞・静岡 1月24日付>
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