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「分譲」増加するも前年比減の3000戸割れ 14年11月の静岡県内の新設住宅着工

 14年11月の静岡県内の新設住宅着工戸数は、対前年同月比9.7%減の2658戸で前年実績を下回った。分譲住宅が増加したものの、持ち家・貸家が減少したため、先月の増加から再び減少に転じた。

 静岡県住まいづくり室が7日発表した集計データによると、持ち家は1324戸で対前年同月比11.0%減、貸家は1062戸で同19.7%減、分譲住宅は257戸で同119.7%増となった。貸家の減少は4カ月ぶり、持ち家は先月の増加から再び減少、分譲住宅は先月の減少から再び増加。
 地域別に見ると、東部は795戸で対前年同月比13.4%減、中部は775戸で同4.8%減、西部は1088戸で同10.2%減となった。東部は先月の増加から再び減少、中部は3カ月ぶりの減少、西部は先月の増加から再び減少した。

 資金別では、民間資金は対前年度比6.4%減・4カ月ぶりの減少、公的資金は同22.7%減・6カ月連続の減少、そのうち公庫資金は同45.1%減だった。

 景気低迷と雇用不安の続く中、14年度の動きとしては、県東部の分譲住宅と県中部の貸家の着工増が目立つ。県全体では、おおむね前年度並みの着工戸数で推移している。

<静岡県記者発表より>