20世紀初頭のスペイン・バルセロナを舞台に活躍したアントニ・ガウディとジョゼップ・マリア・ジュジョールの展覧会「生命の建築：ガウディとジュジョール」が12月28日から15年１月26日まで、横浜市の横浜赤レンガ倉庫１号館で開かれています。
　入場料は一般500円、学生300円。

　この展覧会は、「サグラダ・ファミリア贖罪聖堂」で著名な建築家ガウディ（1852〜1926年）と、その協力者だったジュジョール（1879〜1949年）に注目した展覧会。
　再評価の気運が高まっているジュジョールの資料や作品は、スペイン国外で展覧される機会はほとんどありませんでしたが、日本では今回初めてオリジナル・ドローイングを紹介します。

　ガウディ作品として、早稲田大学所有の作品模型、図面、家具などのほか、カタルーニャ工科大学所有の作品写真33点を紹介。
　また、ジュジョール作品は、ジュジョール・アーカイブから貸与されたオリジナル・ドローイング21点と、個人蔵の実測調査図の展示を予定。

　同展に併せて、１月10日に「ガウディ建築を語る」（日本建築家協会神奈川主催）、１月18日に「建築家論・作家論と建築デザインの応答」（日本建築学会主催）、１月22日に「横浜赤レンガ倉庫の保存と活用」（日本建築学会関東支部神奈川支所主催）−と３つのシンポジウム・講演会も開かれます。

　詳しい問い合わせは、実行委員会事務局　電話０３（５２６１）５０２１へ。