建てたい人と建てる会社の『建築ナビ』

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長く住めるような家づくりを考えていますが...
地震に強い家、長持ちする家にしたいんですね。
いくつか例に挙げてみます。
●阪神・淡路大震災で受けた住宅の被害は、余りにも大きく、誰もが大きなショックを受けたことでしょう。
 家づくりの基本は、安心して住めることが第一です。
 地震に強い家を造るには、ふだんあまり目につかない部分、つまり基礎、床下、壁の中の筋かいなどに十分配慮することです。

●いまの住宅の寿命は、構造や材料等によって異なりますが、平均で25年ほどです。
 環境問題などから、長寿命の家の必要性が言われており、「100年住宅」といった言葉もでてきました。
 100年までとはいかなくても、50年ぐらは住める住宅を建てたいものです。

<地盤と建築物の基礎を考える>
●地盤調査・耐震計画=地震と地盤の関係を把握する。
●地盤調査・計画=支持地盤の液状化対策と沈下対策
[アドバイス]
●住宅の基礎の形式は、一般的に「布基礎」と「ベタ基礎」があります。
●液状化の恐れのあると予測される敷地には、ベタ基礎がよく、場合によっては、地盤改良または杭基礎が必要になることもあります。

<木造住宅の基礎を検証する>
●設計・監理=設計かぶり厚さ(設計で決めた鉄筋を覆うコンクリートの厚さ)の寸法を確認する。
●計画・設計=ベタ基礎にもいろいろあり、各タイプの長所、短所を把握し、選定する。
●設計・監理=設計かぶり厚さの寸法を確認する。コンクリートの強度の数値を確認する。

<「筋かい」と接合金属を確認する>
●監理=接合部分がしっかりと固定されているか確認する。また、使用個所と使用方法の適性を確認する。

<防腐・防蟻を考える>
●計画・設計=湿気防止対策として有効な方法を取り入れる。
 床下の自然換気、床下の土壌処理など
●計画・設計=耐腐朽性・耐蟻性の高い樹種を選択する。
 (耐腐朽性の高い心材料は、ひば、こうやまき、べいひば、ひのき、けやき、べいひのき、など)
 耐腐朽性等の高い心材を使えば、薬剤処理を省略できます。