■<耐震性について>
地震に強い家づくりは地震国・日本では当然で、建築基準法で、ある程度の強さを確保する規定が設けられているため、それに沿った建物でなければ建てることができません。
しかし、それは最低限の強度を確保するためのものなので、実際に大地震が来た場合に耐えられるような建物にするためには、さらに強い構造や補強をしていくことが望まれます。
<より耐震性の高い建物にする方法>
・壁の面積を増加
・柱のジョイント部分に補強金具を付ける
・屋根を軽量のものにする …などさまざま
ただし、
例えば壁の面積を増やせば窓など開口部の面積が少なくなってしまうなど、耐震対策にも限度がありますので、予算なども考慮に入れながら設計者や施工者と相談していく必要があります。
■<耐火性について>
地震とともに恐ろしい火災から我が家を守る対策も重要です。
耐火性を高めるためには、天井や屋根、サッシに耐火性の高い素材を使ったりしますが、台所のように火を多く使う部分には、特に耐火性能の高い素材を使う必要があります。
■<地盤への対応について>
地盤の悪い場所では、基礎の下へ杭を打ったり、基礎の間にコンクリートを流して固めるベタ基礎にして、地盤の強度を高めます。 そもそも敷地がどのような地盤なのか把握することが、家を建てる前に必要です。
家の基礎は地山で支えることが原則ですが、宅地造成地の場合、地山の部分(切土)ではなく盛土部が混在している場合があるため注意が必要です。
■<防犯について>
窓ガラスを破って空き巣が侵入するというケースが多いため、ガラスを突き破られないような網入りガラスにしたり、格子を窓の内側などに取り付けると効果があります。
また、最近はコンピュータで管理するホームセキュリティシステムもあり、ドアや窓にセットされたセンサーで不法侵入者をキャッチし警告することができますので、予算が許せばそうしたものを導入するのも効果があります。
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地震や火事は自然のことだからしょうがないけど地盤については土地を購入する前にちゃんと確認した方が良いのね。 |
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